北海道の写真家廣澤順也のブログ


by j-hiro2004
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第8日目(3) 氷河崩れる

氷河によって削られてカール、スプルスの深い森、奇石や絶壁など船は
入り江の中を岸によって進む、ベアーを探しながらなのだが、時間はお昼。
きっとお昼寝の時間、出てこないと思うな〜〜

前方に氷河が見え始めた頃から風が冷たくなる。なんせ氷がいっぱいの冷凍庫
氷河に近づくにつれ、海の上の氷の固まりがぽつぽつと見つかる。
やがて氷の海の中で船はエンジンを止める。
大きな青白い壁が目の前に広がっている。
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時々、氷の軋む音が聞こえる、カラカラッ、ドーン! 小さな固まりが落ちた。
氷河の先端まではここからまだ距離があるから、
多分小さな固まりでもダンプカー位はあるはず
氷河が轟音と共に崩れ落ちる時、その音は「White Sunder」といわれる。
大きな大きな崩壊は津波さえ引き起こす。
東南アラスカでは、その津波で村が呑み込まれたことがあるそうだ。
そんな大きすぎる崩壊は困るけど、雷の音は聞けるのだろうか。
割と大きな崩壊が2度ほどおき皆の期待度が否応なく高まる。
その時は、突然やってきた。
予兆はあった、氷の軋む音が違ったし、カメラマンの予感がした。
d0055635_21484241.jpg

大きな固まりが轟音と共に黒い岩肌にあたり、
細かくなって雪崩のようになって海に落ちる
着水地点に水しぶきがあがり真っ白になる。ドカーン、ビリビリビリ=
音で表すとすればこうなるのだろうか。いやこれも表現できない!
ものすごい重点音が伝わってくるのだから。
帰国後、T君が捉えたビデオ画像、音は? なんと大きすぎて音割れしていた!
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ウォーという船全体から声が上がり、拍手が続いた
ものすごい瞬間に立ち会えたのが、この氷河で聞いた音はなんだか地球のうめきのように感じてしまった。地球の声のような気がした。氷河の崩壊は近年急激に進んでいる。
by j-hiro2004 | 2005-09-23 21:53 | ALASKA